子どもも大人も増加!発達障害 ASD 自閉症スペクトラム障害

子どもも大人も増加!発達障害 2012年7月2日の放送では メインテーマが ADHDやアスペルガー症候群などの発達障害 日本では、大人でも推定 105万人は、いると いわれているADHD。あさイチでは、夫婦共にASD (自閉症スペクトラム障害)である家庭を密着取材し ASDの問題点や 改善点を 紹介しました。ひとことで 発達障害といっても 日常生活に 支障が無い場合もあり その 問題や課題は、10人10色。とくに アスペルガー症候群を含む「自閉症スペクトラム障害(ASD)」は、「性格の問題」として、大人になるまで、見過ごされるケースが 多く 周囲から 孤立するケースも 多いといいます。

 

ASD 自閉症スペクトラム障害

 

自閉症スペクトラム障害(ASD)は、相手の気持ちを 理解するのが 苦手で 「友達の輪に入ろうとせず、一人でいることが多い」「相手の反応を考えず 自分が 興味のあることを 一方的に 話し続ける」「まわりの空気が読めない」「空気が読めず 突拍子もない発言をしてしまう」など上司や同僚との関係が 築けない特徴が見られます。ASD 自閉症スペクトラム障害は、年々 増加しており とくに 落ち着きがなく 動き回っている 忘れ物ばかりする ADHD 多動症と異なり ASDは、IQも高く 言葉の遅れがなく学力も高い そのため 子どものとき 見過ごされてしまった方が 多いのです。番組では、アスペルガー症候群の ご夫婦を 紹介していました。奥様の方は、幼少時に アスペルガーの診断を受け 療育を受けたために大きなトラブルが なく 成長しましたが 旦那様の方は、30歳になるまで ASDと診断されず 療育を受けてこなかったため「これまで 人と一緒にいて  うまくいったことがない」と話していました。

 

キレイに片づけられた 室内でしたが 冷蔵庫 引き出し 全てに ラベルシールが 貼られていました。たとえば 掃除道具入れのラベルには、 ほうき ちりとり クイックルシート クリーナー ふきん など 全て書いてありました。普通だったら 掃除道具の場所を決めて そこに ほうきや ちりとり クリーナーが 入っていることは 理解できますが ASDの場合、目に見える場所に 何があるかは 理解できますが、目に見えない 引き出しの中 冷蔵庫の中 掃除道具入れの中などの 中身を 推測したり 想像するのが 苦手で 難しいのです。本人は、苦手という意識は、まるでなく 皆 そんなに簡単に想像が つくのか??と 逆に 不思議がります。

 

 

ASD 自閉症スペクトラム障害は こだわりが 強い

 

自分のルールに合った法則を 乱されるのが 苦手。
事例 幼少時の 食品成分表が 愛読書だった
事例 歴史が 好きなため 洋楽は、敵国の音楽と言ったりする京大生

 

 

ASD 自閉症スペクトラム障害は 他人のキモチを 理解するのが 苦手

 

会話がちぐはぐになり 相手の気持ちを 理解するのが 苦手なのです。奥さんが 怒って「好きにすれば」「勝手にすれば」と 言った言葉を真に受けてしまい「好きにさせてくれて ありがとう」と 感謝する始末。口で伝えるだけでなく ノートで 絵や図で 理解しあうようにしているようです。

 

 

何故 大人になるまで ASDが見過ごされたか

職場を 転々としなければならなかった 30代の薬剤師の男性(Tさん)。「人間関係が マズイから 職場から 辞めてくれと言われた・・」30代男性の母親と30代男性と密着取材した様子が 紹介されました。ASD 自閉症スペクトラム障害は、年々 増加しており とくに 落ち着きがなく 動き回っている 忘れ物ばかりする ADHD 多動症と異なり ASDは、IQも高く 言葉の遅れがなく学力も高い そのため 子どものとき 見過ごされてしまった方が 多いのです。番組では、薬剤師の男性と その母親に密着取材をしていました。

 

薬剤師のTさんは、子どものとき 言葉の発達が 遅かったといいます。しかし 保健師から 「早生まれだから・・」といわれ 納得します。小学校に入ると 通知表には 適応する力が 欲しい 自分の思い通りにならないと 駄々っ子のように抵抗する 集団行動が 苦手 などと 書かれていました。心配ながら も 母親は、「子どもの性格」と 思っていました。Tさんは、宿題や忘れ物も 日常的に 忘れていました。子どもに「宿題は?」と聞くと 「ない」と答えていたのに 学校からは「宿題を忘れるから 家で ちゃんと 見てやってください」と 注意を受けます。 母親は、心配しながら 学校や 父兄など周りからは「しつけの問題」「甘やかせ過ぎ」と言われてきました。

 

集団行動が苦手で ついには いじめにあい 不登校になってしまう・・・
母親は、精神科に連れて行きますが 医師からは 様子を見るように 言われた母親は「中学校のころの思春期の心の問題」と 思うようにしたそうです。しかし Tさんは、持ち前の 集中力をいかし 大学に入学、大学院にまで 行ったものの、人間関係が 上手く築けず 人生に 行き詰ります。精神科では「鬱病」と診断され クスリを 飲み続けても 一向に 良くなりません。

 

しかし 30代になり 書店で アスペルガーに関する書籍を見つけ 著者の病院で アスペルガー症候群の診断を受けました。
35歳になり ようやく アスぺの診断を 受けた 母親は、子どものとき 出来ないことに対して どうして 怒ってしまったんだろうと もっと 早く わかっていれば 良かったのに・・と 肩を 落としていました。

 

棒グラフは、幼少時に ASDを 見過ごされた時の 影響をまとめたものですが、幼少期 ASDの特性が 強くあらわれ ASDの 診断を受け 早期療育した子と ASDと 気付かれることなく 大人になる間の問題点を グラフにしたもので 診断も療育もしなかった場合 引きこもり 不登校 いじめ うつ など に影響します。いじめの数値にいたっては、8割という高い数値になっています。

 

周囲が 配慮をしたことで 生き辛さを回避できる場合と 特徴が あらわれにくく 診断されなかった子の方が、後になって 生き辛さを 訴えるのも 無理はありません。これがいわゆる 「発達障害の二次障害」 とよばれるものです。しかし アスペルガー症候群や 注意欠陥多動症は、「性格の問題」や「親のしつけの問題」でもありません。それだけに 見逃されてしまう発達障害が多いのです。

 

  • 子どもの頃の注意点としては・・
  • 言葉が遅い
  • 目を合わせない
  • 1人遊びが好き
  • 甘えてこない
  • 音を不安がる

 

赤ちゃんのとき 母親が 目を合わせようと しても 目をそらす 甘えてこない といった 特徴が 見られます。アスペルガーの場合 これらの5つは 、非常に 大きな特徴です。ただ 乳幼児で おとなしくて 引っ込み思案で 他の お友達と 関われない子は、性格的に内向的なだけで 自分の中で 他人と自分を区別しているので 発達障害と決めつけないようにしてください。アスペルガーの場合 そもそも 他の子 周囲の人に 無関心なのです。乳幼児の発達障害で 心配な場合 各都道府県にある精神保健福祉センターや 発達障害者支援センターなどで 相談すると良いでしょう。病院なども 紹介してもらえます。アスペルガーの子を持つ 多くの保護者が 子どもに対して 何らかの違和感を おぼえており 「診断を受けるまでは 虐待の一歩手前だった・・」「小学3年生になり不登校になり教育相談で はじめて 発達障害と分かった・・」

 

 


IQが高いアスペルガー

漢字を見ただけで 記憶する能力 

 

そもそも アスペルガーですが 原因は、不明、脳をつかさどる シナプス(ネットワーク)の問題だろうと言われています。 生まれつきの障害で もともとも 学習能力や 知能は 高いため 見過ごされることも多いようです。学業においては健常者よりもむしろ優秀な成績を収めるケースも少なくありません。集中力や粘り強い人が 多いため 一般の方より 技能が 高いものです。男性の場合 パソコンやプログラマー ソフトウェアーなど 人間ではなく 機械相手の職業に 向いており女性の場合 芸術家であったり 英語翻訳などの技術に長けている人が 多いようです。

 

アスペルガーやADHDなどの 発達障害の親子は 周囲から だらしない母親だから 育て方を失敗したから・・など 教育の現場でも 理解がされにくいようです。大人の場合は、アスペルガーは アスペルガー ADHDは ADHD と分けて 考え 併発は 無いという認識のようです。平成16年に 発達障害者支援法ができ

 

第一条  この法律は、発達障害者の心理機能の適正な発達及び円滑な社会生活の促進のために発達障害の症状の発現後できるだけ早期に発達支援を行うことが特に重要であることにかんがみ、発達障害を早期に発見し、発達支援を行うことに関する国及び地方公共団体の責務を明らかにするとともに、学校教育における発達障害者への支援、発達障害者の就労の支援、発達障害者支援センターの指定等について定めることにより、発達障害者の自立及び社会参加に資するようその生活全般にわたる支援を図り、もってその福祉の増進に寄与することを目的とする。

 

(定義)
第二条  この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。
2  この法律において「発達障害者」とは、発達障害を有するために日常生活又は社会生活に制限を受ける者をいい、「発達障害児」とは、発達障害者のうち十八歳未満のものをいう。
3  この法律において「発達支援」とは、発達障害者に対し、その心理機能の適正な発達を支援し、及び円滑な社会生活を促進するため行う発達障害の特性に対応した医療的、福祉的及び教育的援助をいう。

 

(国及び地方公共団体の責務)
第三条  国及び地方公共団体は、発達障害者の心理機能の適正な発達及び円滑な社会生活の促進のために発達障害の症状の発現後できるだけ早期に発達支援を行うことが特に重要であることにかんがみ、発達障害の早期発見のため必要な措置を講じるものとする。
2  国及び地方公共団体は、発達障害児に対し、発達障害の症状の発現後できるだけ早期に、その者の状況に応じて適切に、就学前の発達支援、学校における発達支援その他の発達支援が行われるとともに、発達障害者に対する就労、地域における生活等に関する支援及び発達障害者の家族に対する支援が行われるよう、必要な措置を講じるものとする。
3  発達障害者の支援等の施策が講じられるに当たっては、発達障害者及び発達障害児の保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護するものをいう。以下同じ。)の意思ができる限り尊重されなければならないものとする。
4  国及び地方公共団体は、発達障害者の支援等の施策を講じるに当たっては、医療、保健、福祉、教育及び労働に関する業務を担当する部局の相互の緊密な連携を確保するとともに、犯罪等により発達障害者が被害を受けること等を防止するため、これらの部局と消費生活に関する業務を担当する部局その他の関係機関との必要な協力体制の整備を行うものとする。

 

(国民の責務)
第四条  国民は、発達障害者の福祉について理解を深めるとともに、社会連帯の理念に基づき、発達障害者が社会経済活動に参加しようとする努力に対し、協力するように努めなければならない。

サリーとアンの課題

発達障害の診断に使われる テストです。

 

サリーとアンの課題(サリーとアンのテスト)

 

  1. サリーは、カゴを持っています。
  2. アンは、箱を持っています。
  3. サリーは、ビー玉を持っています。
  4. サリーは、ビー玉を自分のカゴに入れました。
  5. サリーは、外に散歩に出かけました。
  6. アンは、サリーのビー玉をカゴから取り出すと、自分の箱に入れました。
  7. さて、サリーが帰って来ました。
  8. サリーは自分のビー玉で遊びたいと思いました。
  9. サリーがビー玉を探すのは、どこでしょう?

 

正解は、サリーのカゴで ゲストも 回答を求められ サリーのカゴと答えていましたが ASDの子は、見たままを 答えてしまい 相手の気持ちを考えず 一方向からしか 物事を 判断できず 「アンの箱」と答えます。ASDの多くが サリーの心情を「推し量ることが 出来ないのです。

 

スマーティ課題

 

  1. 前もって被験者から見えない所で、お菓子の箱の中に鉛筆を入れておきます。
  2. お菓子の箱を被験者に見せ、何が入っているか質問します。
  3. お菓子の箱を開けてみると、中には鉛筆が入っています
  4. お菓子の箱を閉じます
  5. 「この箱をAさん(この場にいない人)に見せたら、何が入っていると言うと思う?」と質問します。

 

正解は「お菓子」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「鉛筆」と答えます。

 

 


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